当時の時代背景
マカオから陸路で砂漠を越えローマまでたどり着いたペトロカスイ岐部。17世紀の日本人で唯一世界を歩き、生身に世界の三大宗教とその伝統文化を体験した貴重な国際人です。異質な言語、文化、伝統に接して多くの葛藤を乗り越え、信仰と人格を高め、親から受け継いだキリスト教精神を自らの努力で実らせました。
そんな偉業を成し遂げた彼がなぜ殉教の道を選んだのでしょうか。当時の時代背景について見てみましょう。